こんにちわ あわび・ゆうです。
今では1億減っても、さして生活には支障がないくらいになったわたしですが、20代の頃は本当につらかったです。
なにしろ当時はトレード方法が体系化されておらず、知識・手法を得るのは書籍のみでした。
投資家として岐路に立った時には、いつも投資本に助けられました。
今でも行き詰まったときは、本棚と向き合います。
統計に基づいたシステムを構築する際には、思いついた本はほとんど購入しました。
通勤途中や旅行中も、いつでも本を持ち歩き、夢の中にでるくらい乱読しました。
重要な箇所はメモに書き写したり、プリントアウトしてファイリングもしました。
今の自分の原点は投資本です。
自分の本棚から本当に活きる教科書だけを公開します
私は株で200万ドル儲けた
まず最初に惹かれたのが著者が全くの初心者「ダンサー」だった事。
ズブの素人が巨万の富を築くまでの独自の投資手法が興味深い。
まだ資産が少なかった頃の自分には、これぞロールモデルともいえる非常に勇気付けられる話でした。
まだ投資をはじめてすぐの人に読んでほしい。奮い立たせてくれます。
オズの実践トレード日誌
全米株式トレーディング大会で3回連続優勝のトニー・オズの売買日誌をそのまま本にしたもの。
勝てるトレーダーが何を考え、どういう行動をするのか詳細に描かれています。
当時、売買手法が定まっていなかった自分には目からウロコの内容でした。
ギャン神秘のスイングトレード
トレーダーの中では伝説化しているW.D.ギャンの売買譜がみられる貴重な書籍。
有名な【ギャンの価値ある28のルール】私はこのルールを書き出してトレードルームに貼っていましたよ。
バーンスタインのデイトレード実践
デイトレードの具体的な手法について「ここまで書いても良いのですか?」というくらい散りばめられています。
イベント売買やギャップ売買などテクニカルな内容にも触られており、今の市場でも十分通用する内容です。
20代前半で読むべきだったなぁ・・・と今でもよく思いますね。
システムトレード基本と原則
著者はシステムトレーダーです(著書ではメカニカルトレーダー)
トレードシステムを作る際の考え方について明確な指針を示してくれています。
私がシステムトレードを運用に組み入れようと思ったのは、この本を読んだからです。
考え方として完全にまとまっておりバイブル的です。
負けないトレーディングとは何か・・・この本を読めば答えが書かれています。
システム・裁量どちらでも応用がきく名書です。
システムトレード発見のポイント
日本のシステムトレードの先駆けともいえる斉藤正章氏の著書です。
かつては著者のシステムはひとつのメソッドとして信奉されていました。
日本株のシステム売買なので、確実に現市場で使えるという事で秀でています。
システムの組み方は「こんなシンプルでよいのか」と驚いてしまう事でしょう。
ミネルヴィニの成長株投資法
成長株投資のバイブルです。
今のモメンタム系の億トレーダーの多くはこの本に影響を受けているはずです。
「高く買って、さらに高く売る」私の裁量投資のベースもこの本から着想をえています。
新興株を扱うなら、必読書です。四の五の言わずに読みましょう。
シュワッガーのテクニカル分析
私は基本的に読み終わった本は書棚から処分するのですが、この本は10年以上、私の書棚に鎮座しています。
テクニカル分析の原点にしてシンプルでわかりやすい。テクニカルを学びたいならまずはこの一冊!と自信をもって言えます。
10年以上読み続けられると思います。コスパは最高!
一芸を極めた裁量トレーダーの売買譜
主に商品先物・FX市場でのトレードです。
チャートパターンに基づいたトレード日誌が克明に描かれています。
建玉の出し入れや損小利大の原則にそって着実に利益を積み上げる様は、なるほど30年以上にわたってトレーディングで生計を立てている凄みを感じさせます。
出来高・価格分析の完全ガイド
機関投資家(プロ)大口がどうやって買い、どうやって売り抜けるか・・それはすべて出来高が教えてくれるんだよ!
という訳で実践的にその見方を語ってくれています。アルゴリズム売買が主流の今でも、ベースは同じです。
きわめて実践的な内容です。「あーそういえばこの天井は○○だったなぁ」と振り返る事ができます。
以上の10冊です。
どれをチョイスするか悩みましたが、20代の頃から何度も読み返し今でも血となり肉となってる有用な本を選んだつもりです。
こういう本は敷居が高そうに見えますが、投資家の初期段階に読むか読まないかで生涯パフォーマンスが大きく変わると思いますよ。
気になった本がありましたら、是非手にとってみてくださいね。
価格以上に価値のある本ばかりです。
投資本は高価なものが多いですが、Amazonアンリミテッドに加入すれば月額980円で読み放題です。上の10冊は読み放題対象にはなっていませんが、他にも数千円の良書が多く読み放題対象になっています。良い時代になりました。
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