任天堂(7974)が株式売出しを発表しました。
同時に自社株買いと消却も発表しました。
株式の売出しに関するお知らせ
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2019/190222_1.pdf
自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2019/190222_2.pdf
自己株式の消却に関するお知らせ
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2019/190222_3.pdf
3/4~3/7 決定
売却株数 242万8700株
自社株買い 330億上限 市場買付
1000万株 自己株消却
【発行済株式数】1億4166万9000株→1億3166万9000株
- 売出し
・京都銀(8369)1,000,000株
・野村信託銀行553,800株
・三菱UFJ446,200株
・りそな銀行225,000株
・滋賀銀行203,700株
売出し側の都合?
https://assets.kpmg/content/dam/kpmg/jp/pdf/jp-jgaas-news-flash-2018-03-27.pdf
↑の改訂CGCに沿ったアクションなんでしょうが
なんといっても京都銀(8369)の売出しが巨大すぎますね。
昔から任天堂(7974)といえば京都銀(8369)と言われたくらい、
Wii相場の時も、Switch相場の時も、常に京都銀(8369)の任天堂(7974)株の含み益は
話題になりました。
4.1%の第三位大株主で資本移動もありませんでした。
それが100万株/588万株放出ですが、それなりのインパクトです。
最初は期末の数字を作りたかったのかなと瞬間的に思いました。
でなければ、これくらいの株価水準でわざわざ売る理由もないでしょう。
個人投資家 株主層の多様化といっても、1単元300万の銘柄では理由付けとしては厳しいのではないでしょうか。
せめて分割して単元100万程度でないと、一般的な個人投資家には厳しい価格帯でしょう。
完全に売出し側の都合でしょうね。
任天堂(7974)のこれから
任天堂(7974)のこれからとして、
・USJスーパーニンテンドーワールド(2020年以内)
・スマホ マリオカートツアー(夏頃?)
・スマホ ドクターマリオ(夏頃)
・ポケモン完全新作
・ニンテンドーオンラインの深耕※800万account
など注目できるプロジェクトもありますが、
個人的には今の任天堂(7974)にはあまり興味がもてません。
古川新社長になってからは、どうも明確な方向性が打ち出せていないような気がしています。
とりあえず、スマホ課金が儲かるのがファイアーエムブレムではっきりしたので、そちらに経営リソースを注いでいく
姿勢はすごく感じますが、それはコナミHD(9766)が数年前から実行していて新鮮味に欠けます。
もっと任天堂(7974)だからこそのIP戦略を期待したいのですが・・。
任天堂(7974)は一時期数万株以上保有していた事もあり、馴染みの銘柄です。

※最大8万株保有していたのですが、残念ながらその時の画像は見つかりませんでした。。。
今回の資本政策には注目しています。
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